2021年2月27日(土)
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おはぎ?ぼたもち?おいしいお彼岸♡
お彼岸の供物として食される、『ぼたもちとおはぎ』
見た目も味もそっくりな2つのちがいとはなんでしょう?
まず、よく耳にするのは季節の違いでしょうか?
春のものを「ぼたもち」、秋のものを「おはぎ」とし
牡丹の花に似せてこれを見立てたものが「ぼたもち」
萩の花が咲き乱れている様子に見立てたものが「おはぎ」と呼ばれています。
現代ではほぼ使われていませんが夏と冬にも正式な呼び名が存在するそうです。
・夏 夜船(よふね)
ぼたもちは、もちと作り方が異なるため、「ペッタン、ペッタン」という音を出さずに作ることができ、隣に住む人には、いつ搗いたのか分からない。
そこで、「搗き知らず」→「着き知らず」と言葉遊びをして夜は暗くて船がいつ着いたのか分からないことからこうよばれるそうです。
・冬 北窓(きたまど)
夜船と同様に、「搗き知らず」→「月知らず」と言葉遊びをして
月を知らない、つまり月が見えないのは北側の窓だ、ということから。
言葉遊びの好きな日本人らしい呼び名ですね。
他にも「あんこ」や形の違いなどもあります。
「こしあん」なのが「春のぼたもち」、「つぶあん」なのが「秋のおはぎ」。
また、大きさも、春は牡丹の花のように大きく丸く、秋は萩の花のように小さく上品に俵型と言われています。
そっくりだけど実は違うぼたもちとおはぎ。
なぜお彼岸にお供えするのでしょう?
それは、小豆の赤い色に魔除けの効果があると古くから信じられたこと
また「もち米」と「あんこ」2つの物を「合わせる」言葉の語呂から
ご先祖様の心と自分たちの心を「合わせる」という意味で
お彼岸の定番供物となったようです。
今年の春の彼岸入りは3月17日
2021年の春の彼岸入りは、3月17日 (水) です。 国民の祝日「春分の日」を中日とした前後3日、計7日間の「3月17日から3月23日」が、春のお彼岸の期間に当たります。
ぼたもちとお線香でご先祖様へ感謝の気持ちを伝えましょう♪
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